こんな事で困ったり疑問はありませんか
- いざ相続が発生しても何から手をつけたらいいかわからない。
- 遺言書があるけど、取り扱いはどうしたらいい?
- 認知機能が低下した相続人がいると、どうなる?
- 遺言執行者の役割って?
相続は、必ず起こります!
相続とは、ある人が死亡したときにその人の財産(すべての権利や義務)を特定の人が引き継ぐことをいいます。
- 子供たちの仲がいいので心配ない
- 財産がないからだいじょうぶ
- 子供がいないので、私1人が相続する
そういった話は聞いたことありませんか?
今は子供たちが仲よくても将来結婚し、子供が生まれた時、孫の進学や就職などお金がかかり、配偶者もいます。
そうなると譲り合うより、権利の主張をする場合もあります。
それから、預貯金が少なくても、持家も車も財産です。財産がないからといって安心はできません。
子供がいないと、夫の財産はすべて妻になる?下記を参考にしてみてください。
夫の親が健在 | 妻は3分の2・夫の親は3分の1 |
夫の親が亡くなっている 夫の兄弟が健在 | 妻は4分の3・夫の兄弟姉妹が4分の1 (兄弟姉妹が亡くなっている場合は甥・姪) |
相続は必ず起こります! そのためにもしっかりとした準備が必要です。
相続の方法
相続の方法には主に3種類あります。
- 法定相続・・・民法で定められた人が決められた分だけもらう相続
- 遺言書による相続・・・亡くなった人が遺言書により相続の内容を決める相続
- 分割協議による相続・・・相続人全員で協議して遺産の分割方法を決める相続
遺言書がある場合は原則、遺言書に沿って相続します。
遺言書がない場合は、民法に従って相続します。『法定相続』
また相続人全員で協議して、それぞれの事情に応じて分けることもできます。『分割協議による相続』
※分割協議による相続は、相続人全員の合意が成立するまで協議が行われるため、どうしても時間がかかります。
相続の手続き
遺言書のない場合は下記に沿って相続が行われます。
亡くなった方の出生時からさかのぼり戸籍を調査します。
亡くなった方との関係が始まった日(結婚、出産など)から現在までの戸籍を調査します。
相続人や相続財産が確定した後、協議を始めます。
協議が整った時点で遺産分割協議書を作成します。
不動産については相続登記を司法書士により行います。
預貯金や車、公共料金、電話等の名義変更をします。
相続手続きは時間が経つほど複雑になります! 相続人が亡くなるとまたその相続人が協議へ参加しなければならなくなるからです。放置しないことが大切です。
遺産分割協議書
遺産分割協議書とは、相続人間で話し合い、遺産をどのように分割するかを定めた書面のことを指します。
相続人全員が話し合いを行い、合意し、署名押印することで遺産分割協議書が完成します。
遺産分割協議書は下記の手続きに必要です。
- 預金や株式の名義変更
- 土地や家屋の所有者の名義変更
- 自動車の名義変更
- 相続税の申告など
料金
①相続人の調査(5名まで) 6名以上の場合、1名につき 3,300円(税込み) | 30,000円~ (税込み33,000円~) |
②相続財産調査 | 30,000円~ (税込み33,000円~) |
①+②の場合 6名以上の場合、1名につき 3,300円(税込み) | 55,000円~ (税込み60,500円~) |
遺産分割協議書作成 | 80,000円~ (税込み88,000円~) |
遺言執行手続き | 300,000円~ (税込み330,000円~) ※相続財産によって変わります。 |
財産名義変更(登記除く) | 20,000円 (税込み22,000円) |